地震への備え
うちは大丈夫でしょ?
「うちは、腕の良い棟梁に建ててもらったから大丈夫」だと思われている方。
もし、その建物が、平成12年5月以前に建てられていたら 「危険な建物」 の可能性があります。
建物を建てる基準は、年々新しくなり、定期的な構造のメンテナンスも必要です。
また、平成12年5月以前の住宅は、阪神・淡路大震災で、多くの建物が倒壊してしまった時の基準と同じで、建物を建てる基準が少し古いのが現状です。
長年、住み親しんだ愛着のある住まいのためにも、ぜひ耐震診断でご自宅の状況を把握して下さい。
なお、耐震診断は、建物の構造的な要素(壁の量や強さ、バランス等)だけではなく、築年数に伴う老朽や劣化部分の確認・雨漏りや水漏れ・湿気等による腐朽・白アリ害等も含め、建物全般を調査・確認します。
住まいの健康診断ともいえます。
私たちの身体と同じで、健全で丈夫な建物は、寿命も長くなります。
まずは、自分でできる耐震診断をやってみて下さい。