小平市では、旧耐震基準の木造住宅にお住まいの方を対象に、耐震診断と耐震改修工事の費用を補助する制度があります。
「どんな住宅が対象？」「どの順番で手続きを進めればいい？」と迷いがちなポイントを、分かりやすくまとめました。

小平市の「木造住宅耐震診断費用補助制度」と「木造住宅耐震改修等費用補助制度」の2つに絞って、制度の内容・対象住宅・申請の流れ・注意点を解説します。

1. 対象となる木造住宅の条件

小平市で助成制度を利用できる住宅は、おおむね次の条件を満たす必要があります。

・ 昭和56年（1981年）5月31日以前に建築された木造住宅
・ 小平市内にある個人所有の一戸建て住宅
・ 居住を目的とした建物であること
・ 地上2階建てまたは3階建て（工法による条件あり）

いわゆる旧耐震基準で建てられた木造住宅は、地震で倒壊するリスクが高いため、市が耐震化を積極的に支援しています。

2. 木造住宅耐震診断費用補助制度

まずは「現在の耐震性がどの程度か」を調べるために耐震診断を行います。
小平市では、この診断費用の一部を補助しています。

◆ 補助内容

耐震診断費用の一部を補助（上限あり）
※補助額は年度により変わるため、申請時に最新の金額を確認してください。

◆ 申請の流れ

・ 市へ事前相談
・ 補助金交付申請書類を提出
・ 市から交付決定通知が届く
・ 耐震診断を実施（建築士等の診断資格者が実施）
・ 診断結果報告書を提出 → 補助金請求 →入金

ポイントは、交付決定前に診断契約をしないことです。
順番を間違えると補助が受けられなくなる可能性があります。

◆ 必要書類（例）

・ 耐震診断費用補助交付申請書
・ 建物の建築年が分かる書類（登記簿謄本など）
・ 設計図・平面図などの建物資料
・ 所有者確認書類

鈴木住研が書類作成をサポートするので、「むずかしそう･･･」と身構えなくても大丈夫です。

3. 木造住宅耐震改修等費用補助制度

耐震診断の結果「耐震性不足（評点が基準を満たしていない）」と判定された場合に利用できる制度です。

◆ 補助内容

耐震改修工事費用の一部を補助（上限あり）
※上限額・補助率は年度ごとに変更される可能性があります。

補助対象となる工事は、単なるリフォームではなく、家の倒壊を防ぐための耐震補強工事です。

◆ 耐震改修の流れ

・ 耐震診断で「耐震性不足」と判定
・ 補強計画（設計図）と見積書を作成
・ 補助金交付申請 → 市の交付決定
・ 交付決定を受けてから工事契約・着工
・ 耐震改修工事の実施
・ 完了報告書・写真・領収書などを提出
・ 補助金請求 → 入金

交付決定前の工事契約・着工は助成対象外となる点に注意が必要です。

◆ 必要書類の例

・ 耐震改修費用補助交付申請書
・ 耐震診断報告書
・ 補強設計図
・ 工事見積書
・ 施工前後の写真
・ 領収書

これらも、鈴木住研が書類の作成・添付資料の準備をサポートするのでご安心ください。

4. 小平市で助成を利用するときの注意点

・ 年度や予算枠があり、早期に受付終了する可能性がある
・ 診断や工事を「交付決定前」に開始すると補助対象外
・ 補強内容は建築基準法や市の基準に適合させる必要がある

5. 鈴木住研ができるサポート

鈴木住研では、小平市の助成制度に対応した耐震補強工事に多数の実績があり、次のようなサポートが可能です。

・ 無料耐震診断の実施、耐震診断結果の説明
・ 建物に適した補強工事のご提案
・ 助成金申請に必要な工事関連書類の作成サポート
・ 施工前・施工後の写真撮影と完了報告のサポート
・ 耐震工事全般のご相談

【無料耐震相談のご案内】

「うちの家は助成の対象になるの？」「どのくらい補強が必要？」など、お気軽にご相談ください。
小平市・西東京市・東久留米市周辺の耐震補強は、地域密着で実績豊富な鈴木住研におまかせください。