耐震コラム

「大地震から無料(タダ)で命を守る方法」

2019年3月1日

前回の「あっ!大地震!! あなたは家の外へ逃げる??逃げない??」では、

震度6強、震度7クラスの大地震では立っていることも出来ず、

耐震性の低い木造住宅は数秒で倒壊してしまう。

”逃げる”ことも困難になる。

ということを知って頂けたと思います。

では、平成12年6月以前の「旧耐震基準」「新耐震基準」の住宅に

お住まいのあなたが耐震補強をしないで、

大地震から命を守るにはどうすればいいのでしょうか・・・・・

前回見ていただいた動画をもう1度ご覧ください。

*補強無し(左側)の住宅の壊れ方に注目してください。

   ―在来木造住宅震動台実験―
「提供 防災科学技術研究所  E-ディフェンス」

ご覧いただいたように、補強無し≒耐震性の低い住宅は、

大地震の際、数秒で1階が倒壊してしまいますが、

2階は外壁の剥落など、損傷はあるものの躯体(柱や梁などの骨格材)は

ほぼそのままの姿で残っています。

阪神淡路大震災、熊本地震で倒壊してしまった家屋のほとんどが、

1階が壊れ、2階がその壊れた1階に乗っかるかたちで姿を留めている

ことは、あなたもTV等の画像を見てご存知だと思います。

阪神淡路大震災で多くの方がお亡くなりになってしまった原因は、

およそ80%が家屋倒壊による圧死と報告されています。(火災被害除く)

早朝の5時46分ですから就寝中の方も多かったのではないでしょうか。

「2階でおやすみになっていたなら・・・・・」と大変悔やまれます。

あなたならもうお分かりいただけたと思います。

「大地震から無料(タダ)で命を守る方法」とは、

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そうです 「2階で寝る」 ことです。

大地震が寝ている間に起こるとは限りませんが、寝室は家の中で過ごす時間が

最も長く、その上、眠っている間は無防備です。

家族の事情で2階で寝ることがむずかしかったり、

1階が倒壊して住めなくなることを考えると、不安は残りますし、

絶対安全、安心だとはいえませんが、

「命を守る」ことを最優先に考えると、

「2階で寝る」ことが無料(タダ)で出来る最良の方法です。

大地震はいつ起こるかわかりません。

今夜からでも「2階で寝て」

あなたのそして家族の命を守ってください。

家具の転倒防止も忘れずに・・・・

不安の無い安心な暮らしのために

「耐震補強」もご検討ください。

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