耐震コラム

えっ!! 壁を取っても耐震???

2018年4月21日

お住まいの増改築リフォーム時・・どうせなら邪魔な間仕切り壁を取り払い

ひろ~い居間やLDKを造ってみませんか??

・・・もちろん耐震性も確保して。

昭和に建てられた日本の家屋は「ウサギ小屋」などと言われる通り、

限られた空間をより細かく区切り、小さな部屋を造ってそれを廊下でつなぐ・・

といったようなものが多くあります。

また、陽の光が届かない廊下、狭い部屋、テーブルが置けないDK、半畳のトイレなどなど

部屋が細かく小さく区切られるのは、一家族の人数が多い当時の時代背景を考えると必然なのかもしれません。

弊社が耐震診断に伺ったお住まいの中にも、小さく区切れ物置部屋となっている部屋あったり、不要な廊下やスペースがあったり・・・

一部屋の壁を取り除くことで、明るく無駄のない広い空間に変えられる部屋や廊下が、案外多く見受けられます。

そこで提案です!!

あなたがもし、増改築やリフォーム・耐震工事をお考えなら

お住まいの邪魔な壁を取り払い、ひろ~いくつろぎの空間を造ってみませんか?

もちろん、ただ壁を取るだけではありません。

むやみに柱を抜くのでもありません。

耐震性を兼ね備えた、安全性の高い安心できる空間です。

「壁取って耐震が可能??」と、思われるかもしれません。

答えは・・可能です。

「耐震」は、お住まいを大地震で倒壊することのないよう強く補強すること。

特に建物の耐震要素となる壁を補強したり、増やしたりして建物の耐震性を向上させることです。

にも関わらず、「壁を取る」・・・矛盾しているようですが・・

耐震性を向上させるのに必要なことは、単に強い壁を増やすことではありません。

ましてや、窓をふさいで壁にしたり、部屋の中に壁を設けたりなどは、最後の最後の手段です。

それは、コンピューターの耐震ソフトが、自動で出す「耐震補強案」です。

使い勝手や居住性、日照を犠牲にして、たとえ耐震性が向上しても「快適な暮らし」とはなりません。

では逆に、どうすれば壁を取っても耐震性を向上できるのか??

・・何が必要なのか・・

数多くの木造住宅の新築、増改築、耐震補強工事の経験と実績

木造住宅の構造を熟知し、決して感に頼らない正確な耐震補強設計施工力です。

 

むやみに壁を取るのではなく、この設計施工力をもって、改築そして耐震を行えば

壁を取っても、耐震性と快適性を両立した「くつろぎのひろ~い空間」を造ることが可能となります。

 

 

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