耐震コラム

耐震補強の優先順位の考え方と耐震補強工事をする目安について解説します!

今回は、効率的な耐震補強をするために、耐震補強工事の優先順位の考え方についてと、耐震補強工事をする目安について解説します。

限られた予算の中で、自宅の耐震性を最大限に高め、家族や入居者の安全を守りたいと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな方は、ぜひ最後までご覧ください。

□耐震補強の考え方!優先順位を考えよう!

耐震改修は建物の安全性を高めるために大切です。
ここでは、耐震補強の考え方のコツとして、補強工事の優先順位について解説します。

1:壁の量と強さ

壁の補強は、筋交いの追加や構造用合板の使用により行われます。
特に、開口部や壁の無い部分に新たに設ける方法と、既存の壁の強度を高める方法があり、この両方の方法を用いることで、より効果的な耐震強化が期待できます。

2:壁の配置

建物全体のバランスを考え、均等に力が分散するよう壁を配置することが大切です。
これにより、地震の際に建物にかかる負荷を均一にできるため、建物全体の耐震性を高められます。

3:金物の使用

柱や梁の接合部に金物を使用することは、建物の構造的な強度を高める上で非常に重要です。
金物による接合は、柱と土台や梁、筋交いの接合部が適切に固定できることにつながります。

□耐震補強工事をする目安とは?

耐震補強工事は、建物の状態や年数によって必要性が変わります。
耐震補強工事が必要であるかは、5つのことに当てはまるかを確かめてみてください。

1:築年数

1981年以前に建てられた住宅は、当時の建築基準法の改正前の基準で建てられているため、耐震性が現代の基準に比べて劣る可能性があります。
築年数が40年以上経過している住宅をお持ちの方は、一度耐震診断を受けてみましょう。

2:壁面積

大きな窓が多い、または壁面積が少ない家は、建物全体としての強度が低下する恐れがあります。
このような建物では、特に1階部分の壁面積をチェックし、耐震性の向上を図るための対策を検討することが重要です。

3:地盤

建物が建っている地盤の状態も、耐震性に大きく関わります。
例えば、人工的な埋立地や水場の近くなど、地盤が緩い場所に建てられた建物は、地震による影響を受けやすいです。
地盤の強度が不十分な場合は、地盤調査をして、地盤改良や基礎の補強をする必要があります。

4:吹き抜けの有無

吹き抜けのために壁や柱を削減することで、建物全体の強度が落ちてしまうのです。
吹き抜けのある家は、2階以上の構造を確認し、耐震性を高めるための補強が必要かどうかを検討しましょう。

□まとめ

壁の補強や基礎の改善、老朽化した部分の修理など、適切な優先順位を理解しましょう。
また、築年数が40年以上経過している住宅や吹き抜けがある家は、一度耐震診断をして、必要に応じて耐震工事をしましょう。

当社は、西東京市・小平市・東久留米市周辺で、耐震工事や耐震施工工事をしております。
耐震性に不安がある方は、当社にご相談ください。

投稿者プロフィール

鈴木 芳邦
「鈴木住研」では、これまでに300棟以上の木造住宅の耐震診断を行ってきました。
経験豊富な東京都登録の耐震診断技術者(建築士)が責任を持って耐震診断を行なっております。
また、創業より60余年木造住宅を造り続けてきた工務店の高い技術力・施工力で、精度の高い、補強工事も行なっております。
アフターメンテナンスを欠かさず、社員や協力会社と共に、お客様のご家族と住まいを長期にわたり見守り続けます。
ぜひ安心して相談ください。

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