耐震コラム

耐震リフォーム時に一緒に基礎の補強をするべき物件とは?

2021年3月23日

この記事を読んでいる方の中には耐震リフォームに興味を持っているが、基礎部分を補強するためにどのような方法があるのかが分からず、お悩みの方もいらっしゃると思います。
柱や壁の部分に気を取られて基礎部分を忘れている方もいると思いますが、基礎も重要な役割を担っています。
今回は、耐震リフォームの時に基礎の補強工事も一緒にするべき物件を紹介します。

□そもそも基礎の働きとは

不動産用語の基礎という言葉を聞いたことがある方もいらっしゃると思いますが、詳しい意味と役割まではわからない方が大半でしょう。
一言で簡単に表すと、家の土台です。
(よく大規模な建築物のエントランス周辺に「礎❝いしずえ❞」と彫られた(書かれた)石やプレートを見かけると思いますが、「礎」とは建物をその上に立てる土台石。物事の土台を意味します。一緒に彫られた日付は基礎が完成した日付です。)
家の柱や構造物は基礎を土台にして建設します。
(在来木造の場合は、その基礎の上に木製の土台が置かれます)

そして、なぜ基礎の耐震工事が必要なのかは、地震のエネルギーの受け流し方で説明できます。
建物が揺れた時には建物自体がエネルギーを持ち、そのエネルギーが家の骨組みをつたって基礎に伝わります。
最後に基礎が地面にエネルギーを受け流すことで揺れを少なくします。
もしこの時に基礎が耐えられない場合は、基礎が負けて倒壊するでしょう。

このように、基礎も耐震化をして、エネルギーに耐えられるように強化することが必要なのです。

□基礎耐震補強をした方が良い住宅の特徴とは

基礎の重要性を理解してもらえたところで、基礎が劣化していて倒壊の危険性が高い住宅の特徴をご紹介します。

1つ目は1981年より前に建築された住宅です。
1981年は家の耐震基準が大きく変更された年であり、この年を境にして耐震基準が旧から新へ移行しました。

旧基準の内容は震度5程度の地震が発生した時にすぐに倒壊しないことが条件だったので、それより大きい地震が来た時に倒壊する危険性が高いものでした。
そして、阪神淡路大震災の時に倒壊した建物の大半が旧基準の木造住宅です。
そのため、これより前の年に建設された住宅は大地震に耐えられない可能性があるでしょう。

2つ目は不同沈下で基礎に亀裂が入っている物件です。
不同沈下は地盤が傾いて沈んでいる状態で、斜めに力がかかることで基礎が割れてしまいます。

3つ目は無筋基礎の場合です。
無筋基礎とは鉄筋が入っていないコンクリート基礎です。
(コンクリートは引っ張る力に弱いので鉄筋を入れて補強したのが鉄筋コンクリート基礎です)
鉄筋が入っていない場合は経年劣化で崩壊する場合も見受けられます。
ただし、無筋コンクリートは一概にダメということではなく、有筋基礎と比較して弱いので耐震診断の評点も厳しくなりますが、上部構造の耐震性を強化することで倒壊しない建物にすることは可能です。
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□まとめ

今回は耐震リフォームの時に基礎への補強工事も一緒にするべき物件を紹介しました。
当てはまった住宅にお住まいの方は倒壊のリスクが高まるので、耐震リフォームを検討してみてはいかがでしょうか。
基礎補強が必要か否かは現状によります。
当社は無料耐震診断を行っておりますので、自分の家が地震に耐えられるか心配な方は、当社へお気軽にご相談ください。

上記以外にも「耐震」や「地震対策」に関しての不安や疑問・心配事などありましたら、どんな些細なことでも結構です。
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