鈴木住研を知ったのは御社のホームページです。
耐震診断・耐震工事で検索し、様々な会社の中で素人にも分かりやすい丁寧な説明と、工事の事例やお客様の声が掲載されており、耐震工事をちゃんとやってくれそうだというのが第一印象でした。

ただ、社員は社長を含め4人だけとのことだったので、小平市の建築指導課が主催した耐震診断の説明会にも参加しましたが、そこでは詳しい説明はなく、御社より適切な業者さんも具体的には分かりませんでした。

設計図が残っていない我が家の耐震診断を最初に行っていただきましたが、筋交いの位置や基礎の状況を床下に潜り、きちんと把握されていることが分かり、耐震工事をお願いすることにしました。

見積書は材料費を含めて内訳・数量がきちんと示され、耐震工事の設計内容と対比でき納得しやすかったです。料金はリーズナブルだったとの印象です。

耐震工事は住みながらの実施で心配しましたが、大工さんが丁寧に作業してくださり安心してお任せできました。
一時的に想定と異なり居住しづらい環境が発生しましたが、翌日の朝一で斉藤さんに対応していただき、すぐに問題は解消しました。色々お気遣いいただきありがとうございました。
斉藤さんは現場の様子をちょくちょく見に来られ、作業の状況確認だけでなく大工さんへの指導や困りごとの解消に努められ、大工さんからの信頼も大きいことが分かります。

工事内容で思ったことが1つあります。
柱を固定する補強金物などが思ったより小さく、震度7クラスの直下型地震が発生した時に十分安全な強度があるのか？と考えてしまいました。補強した壁全体で支えるので計算上は大丈夫であっても、柱を固定する補強金具はもう少し大きく丈夫なものを使用した方が素人には安心感があります。
もちろん、金額に大きな違いがあり単に過剰な対策になるのであれば不要ですが、例えば見積もり段階で補強方法を選択できるといい気がします。
また、事例や構造計算で十分な強度があることを示せるのであれば、その説明を設計段階にでも加えていただけると今後実施される皆さんにとってもありがたいのではと思います。

耐震工事に限らず、居住の断熱化などより良い住環境の改善に取り組まれていくことを期待しています。